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たいくつな話を興味がわく話に変える方法

たいくつな話を興味がわく話に変える方法

皆が知っているような、ありきたりな話(一般論)は、退屈ですね。

たとえば、
「物事を進めるにあたって、計画や目標値を設定するのが大切ですよ」や
「誰にでも挨拶しましょう」とか「身体には乳酸菌がいいですよ」など

ありきたりなこれらの話を聞いて、つまらないや退屈といった感情を持つ方や、そもそも興味を惹かない方が多いのではないでしょうか?
しかしながら、自身でも、急に話題を求められたりすると、話のネタが思い浮かばず、「つまらないだろうな」と思いながらも、ありきたりな話をしてしまいます。
 
人は皆、人の聞くよりも自身の話をしたい、自分を理解してほしいという気持ちが強いです。それでも相手の話を聞くのは、そこに興味や関心を見いだそうと期待し得ようとするからです。

しかしありきたりな話では、その感情が満たされません。しかも毎回そのような感じでは「この人の話はつまらない」「中身がない」というような負の感情を持たれてしまいます。
さらに大切な話や緊急性のある話も、スルーされる可能性すらあります。
 

興味がわかない、たいくつな話もひと工夫で生まれ変わります。
ありきたりな話や、あなたの話を聞いてもらえない人に話を聞いてもらう方法をお伝えします!
 

人に話を聞いてもらう方法


 

1.感情移入できる(共感がえられる)ように話してみましょう!

話の当事者に相手がなったように思わせる話し方をしてみましょう。
相手の名前や身近な人を会話に入れるのも、その一つです。

「○○さんだったら、どうしますか?」
「○○さんのような立場だったら、どう思いますか?」

というように話すと、参加者意識が高まり、関心がない話でも、次第に話を聞いてみようという気持ちになります。
 

2.協調性を持った話し方をしてみましょう!

断定的な話し方(「…である」「…しかない」など)をされると、それが正しい意見であったとしても反発したくなるのが人の気持ちです。

「…と思いませんか?」「…はいかがでしょう?」「…と感じますね」のように、問いかけるような、やわらかな語尾を使って話をするといいでしょう。

質問形式の話は「ゆとりのある態度」や「聞く耳を持っているという柔軟な姿勢」を演出できるだけでなく、相手を話に参加させることができます。質問されれば、そのことに注意が向きます。
それまで何となく話を聞いていた人も、気を引かざるを得なくなってしまいます。
 

3.エピソードを盛り込んだ話を心がけてみましょう!

さらに興味を引く話にするには、自身の体験談や、ちょっとしたエピソードをくわえて話してみるといいでしょう。
冒頭にあった「身体には乳酸菌がいいですよ」でしたら、

「私は、毎朝ヨーグルトを食べて10年になります。便秘したことは全くないし、肌の調子がいつも良いですよ!」

などのエピソードを添えることで、話にリアリティが沸き、共感や協調が生まれ、引き込まれていきます。

 

4.エピソードをストックしておきましょう!

会話が苦手な人は、エピソードが思い浮かばない人が多いのではないでしょうか?
面白い体験も、つらい経験や、心を動かされる出来事を覚えておいて「これをいつか誰かに話そう」「これは使えるかもしれない」とメモしてストックしておきましょう。
そう頭の中で意識するだけでも、会話の中身がかなり変わります。

「笑える話」や「驚きの体験談」、「感動した話」「ほっこりする話」「自身の失敗」など

急に「今日のいいことは何ですか?」と聞かれると、多くの人は即答できないのではないでしょうか?
しかしエピソードをストックするようになると、実は日々、何かしら些細なエピソードに溢れていて、うれしい・楽しい・心を動かされることがあると気が付きます。

たとえば「左右違う靴下をはいて外出してしまった」という失敗話や、「髪型をほめられた」などのささやかな出来事にも、エピソードがあります。
それらを誰かに話そうという気持ちがないと、すぐに忘れてしまいます。
 

そんなエピソードでも忘れてしまったらもったいないので、何かあったときにはメモしてみましょう!
話したらいいか分からない、急に話をふられて困ったという人には、ストックしたエピソードが役に立ちます。
 

また、日々、いろんな変化があり感情を持って過ごしている自分に気がつくかもしれません。
毎日をキラキラと輝かせるきっかけになるかもしれませんね!
 
2021.2.17

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