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2021【丑年】のお話

2021【丑年】のお話

十二支の中での丑とは?

十二支の中で、丑年は2番目の干支です!

十二支(じゅうにし)は、紀元前の中国で方角や暦を表すのに用いられてきた十二の漢字を表したものです。
当時、文字が正確に読めない人々も多くいたので、それぞれの字には十二種類の動物が当てはめられました。
アジア圏に十二支の考え方が広まるにつれ、動物の種類が移り変わり、チベットやタイではうさぎの代わりにネコが登場したり、モンゴルでは虎ではなくヒョウだったり、地域によってオリジナリティがあるそうです。

十二支にまつわる、有名なお話をご存知でしょうか?
昔々、神様が、元旦に挨拶にきた動物たちを一番最初に到着したものから十二番目まで順に、一年のリーダーに決めよう、と動物たちに競争をさせました。
歩みが遅い牛は1番になるために皆よりも早く、前日の晩に出発します。しかし牛の耳の後ろにねずみが隠れていました。牛が神様の御殿の門が開いたとたんに飛び降りたためにねずみが1番に!
牛は2番目になったというお話があります。
この話から、当時から牛はのんびり・真面目なイメージがあったのかもしれません。

 

丑年はどんな年、丑年の人はどんな人?

牛といえば、おっとりと草をはむ、のんびりとした姿が思い浮かびます。

でも、とても力持ちで、日本では昔から荷物を運ぶための労働力として、人の生活に欠かせない大切な動物でした。
勤勉によく働くその姿が、「誠実さ」を象徴し、縁起の良い動物として十二支に加えられたとも言われています。そんなことから、丑年の人はマイペース・忍耐強いと言われることが多いですね。

また丑年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われています。

牛は、大変な農作業をしっかり手伝ってくれる働きぶりから、丑年は「耐える」、「これから発展する前触れ・芽が出る」というような年になると言われています。結果を求める時期ではなく、結果につながる道をコツコツと積み上げていく時期とされているようです。

先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることを大切にしてまいりましょう!

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