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【どんな違いがあるかな?】東西で異なる食文化

【どんな違いがあるかな?】東西で異なる食文化

皆さんのご家庭のお雑煮は、白味噌でしょうか?お出汁でしょうか?関西地方が白味噌、関東地方がお出汁の地域が多いようです。
日本では、何かと東西文化の違いを競い合ったり、比較したりされていますが、普段何気なく口にしている食べ物にも東西の違いがあるのをご存知でしょうか?
今回はいくつか紹介してみたいと思います。
 
 

食パン

 
関西 → 6〜8枚
関東 → 4〜5枚
 
ちなみに、パンの消費量日本一の京都では一斤で購入し、自宅でカットする方が多いそうです。
 
 

いなり寿司

 
関西 → 三角型
関東 → 俵型
 
油揚げのカットの仕方によるそうです。
 
 

朝食

 
関西 → パン派
関東 → おにぎり派
 
パンの消費量、一位、京都・二位、兵庫・五位、大阪など関西が上位を占め、
対して、おにぎりは、一位、東京・二位、栃木・四位、福島など関東が上位を占めています。
 
 

その他

 
関西は淡口しょうゆ、関東は濃口しょうゆ
関西は昆布だし、関東はかつおだし
関西は箱寿司、関東は江戸前寿司
関西は腹開きで直焼き、関東のうなぎは背開きを蒸し焼き
関西はだしの旨味、関東の卵焼きは甘く
関西は青ネギ、関東は白ネギ
 
 
などが有名ですね。これらの背景には、歴史や風土が関係しているそうです。
 
【歴史】

関西 → 公家の上品な伝統食や、上方商人の洒脱な食が人気があり、また古くから京都には全国の特産品が集まっていたため、料理のバリエーションも豊富でした。
関東 → 武士が好む濃い味や、江戸の庶民が好む手間のかからない食べ物が広まった関係から、地元産の野菜や魚が好まれ、また高級さはないものの、初鰹などの“旬”には大いにこだわっていました。
 

【風土】

関西 → 柔らかな粘土質の土壌、そして水は軟水。
関東 → 土壌はキメが粗く、農作にはやや不向き。また水の硬度は高めです。
 

これにより農作物の違いが生まれて、同じ野菜でも関東産は色が濃く香りが強いものが多く、関西産は甘みがあり香りは弱めになっています。
 
 
インスタントやお菓子にも地域性あるそうです。
興味のある方は、どんな食品や商品に違いがあるのか調べてみてはいかがでしょうか?

 
2021.4.13

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